このホームページを訪問いただきありがとうございます。ここではだれもが避けて通れない老いに伴う目、耳などの衰え、それに伴う病気について記述しています。
これら衰えの予兆を感じたら早めに専門医に相談し、いつまでも健康な状態を維持できるよう頑張りましょう。
目や耳などの五感は健常者はごく当たり前に考えているが、これがいかに重要な機能化は一たび病気になると思い知らされます。
本当に、我々が日常を無事に過ごしているのは、視覚や聴覚などの五感等により体の外の環境情報を素早く的確に捉える能力を持ち、それに対応していることによります。
外部環境を捉えるセンサーとして目、耳、鼻、舌、指等々があり、聞く、触る、味わう、嗅ぐ等の五感(視覚、聴覚、触覚、臭覚、味覚)を司っている。
さらに、内耳の平衡感覚、胃や腸、膀胱など内臓機器の感覚、筋肉や関節の感覚である深部感覚等もある。
人はこれらのセンサーから得た情報をデーターベースとして脳に蓄えことにより外来刺激に対し対応している。
加齢に伴い感覚機能の低下とともに、外部刺激に対するデータの処理部である脳の機能も徐々に衰える。この両者の相乗効果により、一定年齢を越えると人は皆、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、体性感覚等の感覚機能能力の低下を招く事になる。
ここでは視覚や聴覚の仕組みや老化による変化、病気、また、脳とセンシングの奇跡とも思える仕組について記述する。